使用方法・注意事項
タオルとして
水分の吸収が良く、乾燥も早く、肌ざわりが良く、軽量コンパクトとメリットの多いマイクロファイバータオルです。
初めてお使いになる場合には、違和感を感じるかもしれませんが、お肌についた水分を拭く時、マイクロファイバー特有の超極細繊維と肌との間で密着感を感じます。
無理にこすったり、拭いたりしようとせず、触れるだけで水分をどんどん吸収していきますので、お肌にあてる、お肌の上を転がす、という感覚でお使いください。
また、濡れた髪に巻いておくだけで、十分な水分の拭き取り効果がありますので、ぜひ実感してください。
ダストクロスとして
マイクロファイバークロスは、今までのタオル・ぞうきんに比べ、拭いた際に引きが重たく感じると思います。
これは、マイクロファイバーの超極細繊維が対象物に密着し摩擦抵抗が高くなる為ですが、その分効果的に汚れを除去できます。
乾拭き・水拭き
軽い汚れは、カラぶきで、洗剤を使わなくてもきれいに掃除できます。
固着した汚れには、軽く湿らせた状態でお使いください。
半乾き程度の濡れ具合が拭き跡を残さず、カラぶきより効果的に汚れが落せます。濡らし過ぎると拭き跡が残りますのでご注意ください。
特に薄手のクロスは、握力の弱い女性には、絞り切れないかもしれません。
握力が弱くクロスを絞りきれない場合は、半分だけ濡らして絞っていただきますと全体が程良い湿り具合になります。洗濯機で脱水をかけるのも良い方法です。
厚手のクロスは、ガラスや鏡に使用した場合、遊び毛が残りやすい傾向があります。
その際は、薄手のクロスをご使用ください。
厚手・薄手
薄手、厚手どちらを選ぶかは、汚れ・水分の吸収量と乾燥速度、発埃(遊び毛)の程度によりお選び下さい。
厚手の方が、対象物に対し当りが軟らかく、汚れ・水分を取り込む力が大きくなりますが、洗濯時に綿繊維などの糸くずを拾い易く、鏡、ガラスなどの表面に遊び毛を残す事につながります。
埃の目立つ場所へのご使用には注意が必要です。
薄手の方は、汚れ・水分を取り込む力が劣りますが、埃の目立つ場所に使用しても乾拭き不要でスッキリと仕上がります。
マイクロファイバークロス本体からの発埃は、一般的な使用では問題にならない程度ですが、特に衛生面で気を使っている場所、食品などの異物混入を気にする場所では、目の詰まった、キメの細かいクロスをおえらびください。
大きさ
同じサイズのクロスでも、厚みや織り方により、手に持った時のボリュームが違ってきます。
また、ポケットに入れてかさばらない。1枚でなるべく多くの面積を掃除したいなど、ご使用状況によりクロスのサイズをご判断ください。
お手入れ方法
洗濯機洗いか手洗いか?繊維の痛み、ほつれ、色落ち、色移りなどに関しては、日常の洗濯と同様にお考え頂いて結構です。
汚れが激しい場合、繊維の痛みを気にする場合は手洗いで。
色落ち、色移りなどを気にする場合は、洗濯機、手洗いを問わず他のものとは分けて洗ってください。
洗濯時間を気にする場合は、洗濯機で洗う方が良いですが、それ以外にも、リネンサプライや洗濯屋さんに出すという方法もあります。
耐久性・交換時期について
綿のタオルと違い、ほつれたり、すり切れたり、穴が開いたりするまでには時間がかかりますが、使用している間に、繊維の角が取れたり、異物が付着したり、熱や薬品により繊維自体に変化が起こったり、繊維同士がくっついたりと見た目には判断出来ない変化が起こります。
汚れが取りづらくなった。
吸水性が 悪くなったと思ったら、交換時期とご判断ください。
使用上の注意
- 製造時に発生する埃や汚れ、細かい繊維が付着している場合があります。
ご使用用途によっては、一度洗ってからご使用ください。 - 色落ちする場合があります。他の物と分けて洗濯してください。
(特に濃色には、ご注意ください。) - ご使用後は良く洗い、十分に乾燥させてください。
- 敏感肌の方や長時間使用する場合は、手袋をご使用ください。
- うるし、金銀箔、塗装面などの柔らかい面への使用は、キズをつける場合があります。
あらかじめ目立たない場所で試してからお使いください。 - 硬いゴミや砂などが付着したまま使用すると、キズをつける場合があります。
- 漂白剤、柔軟剤、煮沸消毒は使用しないでください。変色、変質の恐れがあります。
- 火のそばには置かないでください。
- 乾拭きで強く擦ると摩擦熱で繊維が溶ける場合があります。
- 廃棄時は繊維ゴミとして、自治体の定める方法に従って処理してください。
- アイロンかけはしないでください。
- 本来の用途以外には使用しないでください。